まちと農業をデザインする、東京都瑞穂町のちいさな design studio『アイディア工房コトリデザイン』の日日とできごとを綴ります。
2008年10月26日日曜日
【「ヘルベチカの過去・現在・未来」展】
【「ヘルベチカの過去・現在・未来」展】へ行ってきました!
「ヘルベチカ」とは、
文字の形(=書体。フォント。)の種類のひとつです。
↑この写真にある文字の形が「ヘルベチカ」と言います。
パソコンをお持ちの方は、書体(フォント)のフォルダを開くと、
ヘルベチカという書体がインストールされていると思います。
ヘルベチカはもともとパソコンに入っているくらい、
そして今回のように展示のテーマにできてしまうくらい、
世界でも幅広く使われている書体です。
(日本ではJRの表示案内やパナソニックのロゴなどに
使用されています)
そのヘルベチカが誰の手によって、どこで、
どんな背景があってつくられたか、どんな性格をしているのかを、
この展示と、映画と、トークショーで学ぶことができました。
↑上の写真は、活版印刷(昔の印刷方法)の機械を使って
パピエラボ(※)さんたちに教えてもらいながら
私が印刷させていただいたもの。
(1番乗りにやらせてもらっちゃいました。わーい)
簡単に言うと、「ハンコ」の原理で印刷します。
インクも手動、紙のセッティングも手動、
レバーをガッチャン、と引けば、印刷のできあがり。
原盤(=ハンコの部分)は木でできていてレーザーでカットしてあるので、
印刷した文字の部分は少しだけ木目模様が見え隠れしています。
…ということは、力加減やインクの乗り具合、紙との相性などなどで
一枚一枚刷り上がり具合が違うのです!
それがものすごくいい!
やらせてもらって大感動。。。
プリンタで印刷しているのが悲しくさえなりました。
やっぱり書体や印刷って楽しいなぁ〜
これがきっかけで加速して、もっともっと好きになりそう!
※パピエラボ=活版印刷の素晴らしさを広めている人たちです。
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