2011年4月1日金曜日

原発問題情報-1-


 
 
大切なともだちが、原発の情報について、
たびたび教えてくれます。
とてもありがたいことです。どうもありがとう!
ずっとここでご紹介したかったのですが
やっと仕事の区切りがついたので半月程過ぎての情報公開です。
(内容によっては時期を過ぎている内容もあるかもしれせん。
 ご自身でのご判断よろしくお願いします。)

 


まずはひとつ目。
武田邦彦さんという中部大学教授…というだけでは
プロフィールが足らない程の方の情報をご紹介します。

以下のサイトにもかなり情報が載っているので
心配に思う方は数多くの項目から選んで読んでみると良さそうです。
まだ軽くしか見てませんが、
かなり広範囲、そして生活に役立つ、しかもわかりやすいです
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
 
 

 
※以下は3月16日9時執筆された文章で、 
 放射線というものがわかりやすく説明されています。

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「原発 緊急情報(8)放射線はどこまで行くか?」

 


(冒頭省略)

一般に放射線と言っているものには2種類あって、

1) レントゲンのような「放射線

   つまり光や電子と同じように四方八方に飛び散って行くもの、

2) ガス(おならのようなもの)やミスト(霧吹きからの霧や煙のようなもの)

があります。


 

学問的にはこの二つを分けて呼びますが、

一般的には「放射線」とか「放射能」とか区別します。

福島原発の汚染から逃れるためには、

この区別を簡単に理解しておかなければいけないと思います。



まず、福島原発の敷地の中に強い放射能物質があり、

そこから放射線が出ています。

この放射線は四方八方に散りますし、

もともとそれ程強い光でもなく、

また放射線が電子の場合には、

空気中を進むと空気中のいろいろな物質にぶつかって止まります。



福島原発の上空にいれば、

このような放射線にさらされることもありますが、

人間は地上にますので電子が地上を進むと建物にぶつかりますから

遠くまで行くことはないと言っていいでしょう。



テレビの解説者が「放射線は四方八方に飛び、

距離が離れればどんどん弱くなるから大丈夫だ。

東京等には全く関係がない」等と間違ったことを言っているのは、

福島原発からのもので「放射線」だけを問題にしているからです。

御用学者と言っても良いかもしれません。

それではチェルノブイリの時になぜ遠くの人が被害を受けたのかというと、

実は、現場でチェルノブイリの処理に当たった人は「放射線」で死んだのですが、

遠くの国民は「放射能を持った物質」で被害にあったのです。






チェルノブイリから強い放射能を持つ物質が飛んでいったのですが、

図を見るとわかるように二つの方向があります。



一つは、チェルノブイリからポーランドの方に西側に進んだもので、

おおよそ300キロぐらい飛んでいます。

もう一つは、チェルノブイリから東北東に流れたもので

200キロぐらいのところと、

500キロメートルに強い汚染が見られました。

ちなみに、福島原発から東京までの距離は約230キロです。

風が問題ですから全く同じ距離でも全然、汚染の程度が違います。

例えば、チェルノブイリから200キロ西のところは

相当強い汚染を受けていますが、

200キロ東南東は全く汚染されていません。

風に乗って一筋になって流れますから

遠くに離れても汚染は強いままにであまり弱くなりません。



また、所々に黒いところ(汚染の強いところ)があるのは、

雨が降ると雲の中に含まれている放射能を持つ物質が落ちてくるとか、

気流の関係などがあります。


しかし、第一には風の向きであることがよくわかると思います。

チェルノブイリの例を理解するために、注意したいことが三つあります。


一つは、悪い方向のことですが、

漏れた放射の物質が少なくても(福島の今)

多くても(チェルノブイリ)、

「どのくらい遠くに行くか」ということは変わらないということです。

つまり、原発のところで100だとして、それが50に減る場所は、

もともと10でそれが5になるところと同じということです。



二つ目も悪いことですが、汚染物質は風に乗って流れます。

例えば風速1メートル(そよ風)では、

1秒間に1メートル程度ですから、

1時間に3600メートルつまり3.6km10時間で36キロとなります。

東京に到達するのは2日半です。



三つ目は良いことなのですが、チェルノブイリに比べると

福島原発が持っている放射能物質の量自体は「多い」のですが、

今のところ漏れている量は「少ない」のです。

しかし、茨城県の北のほうに住んでおられる方は早めに来ますので、

東海村等で放射能を常時計っていますから、

自治体はデータをどんどん公開して、

住んでいる人が自分で判断できるようにするのがよいと思います。

 
 


 
 
  
 
 

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