2009年8月25日火曜日

【講演会】農産物直売所の秘訣

  
 
 
 
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【講演テーマ】農産物直売所の秘訣
【 講 師 】(有)ベネット 青木隆夫氏
【 場 所 】スカイホール
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「豊富な観光資源を農業と共に生かす」
「約束を守り、役割を果たし、スクラムを組む」
「お裾分け感覚ではなく、きちんと”商品”とする」

そんな言葉が印象に強く残ったこの講演会。
 
 
メモ魔の私の、10ページに渡ったメモの中から厳選した
ポイントと大事なことを下に大放出。ドン!
 
■農家がやるべきこと
 ・競争し高品質野菜生産に努力する
 ・イベントに協力する
 ・栽培履歴をつける
 
■農家は販売が個人に委ねられる責任の重さに気づいていない
 
■直売所成功のポイント
 ・顔の見える商品
 ・自分を売る(マイブランド)
 ・旬を売る(無いものは無くていい)
 ・特産品を売る
 ・色を売る
 ・選ぶ楽しさを売る
 ・商品説明。てづくりポップ
 ・学校との連携、イベント
 ・社会教育としての体験教室
 つまり「旬の美味しいものが特別にたくさんある」こと。
 
■野菜の売れるポイントは、生産者がその場にいること!
  →本当のことを知ると野菜のFANになる!
 
■裏付けを取る
 
直売所設立計画時に、低い目標は立てない
 (しかしその土地に見合った建物じゃないと売れない)
 


 
この講演を聴いた、農家さん、農協の方々、役場の方などが
どう考えたか、感じたか、生かすかが知りたい。


私が思ったこと。
色々な個人的な想いは省きますが、
内容それぞれに、聴きながら「本当にそうだな」と思った。
私が今興味のある
環境・生活・資源・自然…に関わる人は言い方は違えど、
結果、みな同じことを言っている。

しかし
それを実現するには、多方面の専門家が集まることが必要。
一人では、なかなかクオリティ的にも金銭面でも難しいのだ。
しかし実際、集まることも困難。
なぜなら、「特に集めなくて良い」「その方が面倒臭くない」
と思ってしまうから。
でも、それはごく当たり前の感情。
だからこそそこから重い腰を上げ、打破する必要がある。
というか、そうした方が色々な物事の解決が速いと思う。

最速な解決方法は、「住人から信頼されている金がある組織」
がそれを始めること。多分。
どこだかわかりますかねー どーでしょう ねー


もちろんこれはとても難しい問題だ。
単に「利益を追求すればよい」なんてそんな簡単な話ではない。
そこには長年に渡り人々に刷り込まれ根付いている
土地柄があり、地域性があり、人々が居、環境がある。
それを生かしながら、新しい挑戦へ住人を向かわせる。
今までの経験や習慣を変えてくださいとお願いする。
しかも、その土地の本質を見極め、
「ズレのないよう」に「新しいこと」をやっていく。
容易いことではない。
講師の方もおっしゃっていましたが、「本当に難しい」。
それは、1年数ヶ月程そういうことへの取り組みや
いろんなリサーチで、日々感じていること。

変えられるのは、現状アンチな心とそれを行動に移す力を
持っている人たちだと思う。
つまり、冒頭にも記載した
「約束を守り、役割を果たし、スクラムを組む」
ひとつの目的とルールを持って。


その中で私はデザイナー。
こっちサイドからできることがありますかねー
難しいからできる範囲でとりあえず動きますよ





と思いましたv おわり

  
  
  
  
  

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