2008年12月2日火曜日

【 デザイン 】私が最も心打たれる「つくりもの」

 


 
デザイナー"ではない人"がつくる
「(相手に思いやりを保って)届けようとしてつくるもの」より
強く心に届くものはないと思っています。
 
なぜなら、「伝えること」は、
代理で他の人がやるより、本人がやった方がいいからです。
当たり前で、単純なお話です。


吉祥寺のアンティーク屋さん
「QUEEN'S HOTEL antiques
(クイーンズホテル アンティークス)」

から、歳末感謝セールのハガキが届きました。

このお店は女性のオーナーさんがお1人でやっているんですが、
多分私はこの方に出会わなかったら
今みたいな活動をしていません。

「ものを大切にする」こと。
自ら「楽しむこと」を創造すること。
まずは「自分たちが楽しむため」にやること…

オーナーさんとは、おともだちでも、
特に仲良し!とかでもないのですが、
好きなバンドのライブでよく会ったり
オーナーさんたちが主催するイベントへよく行ったり
お店に行ってその雰囲気に毎回感動したりしていました。

今はお店にもイベントにも全然行かなくなってしまいましたが、
昭和テイストのhigh senseのアンティーク雑貨と
オーナーさんの雰囲気に、今も恋焦がれています。

で、届いたのがこのハガキ。


 

表面の右側のテープを剥がすと赤い二つ折りのモールが入っていて、
裏には「ウラのモールを使って、ほのおをつくりましょう」。


 
 
手紙を一通一通出す手間。
きちんと一言手書きメッセージも添える思いやり。
やりたいことをやってる感。
そしてこのアイディア。
この「センス」に勝るものは、今のところ他にありません。
ぶっちぎりで、いつだって、1位なんです。


ここまでバッチリだと「デザイナー」は全く不必要になります・笑
それはそれで、参っちゃうのですが。

 

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