2009年7月31日金曜日

【思うこと】「農業はかっこいい」

 
 
 
 
いろんなところで農業のことを
知ったり聞いたり調べたりした中で思ったことを。



- - - - - -「農業はかっこいい!」について。- - - - - -


最近よく色んなところで「農業はかっこいい!」
っていう言葉に出会うけれど、一体何がかっこいいのか。


現段階で私は、
「法に触れない仕事であれば、どの仕事にも優劣はない」
と基本的に思っているので(ん、間違い? ??)、
どの仕事だってかっこいい。それを前提としての話。


農業がなぜわざわざ「農業はかっこいい」と言わなきゃいけないか
(窓拭き作業員だって事務員だってデザイナーだってかっこいい)。
それは、農業はこれまでメディア露出率が極めて少なく
また誤解を招くメディアでの取り上げ方をされてきたから。
この時点ですごく「マイナス」。


まず「±0」に戻すために、
立ち上がり、既存のイメージを変えるため
より自ら発信するようになった。
「農業はかっこいい」をひとつのキーワードとして。


そして今みたいに有能な農家さんたちが段々PICK UPされ、
私のように興味が湧く人々も今までにないくらい増えてる。




「農業はかっこいい!だから君もやらないか!」
こういう情報がきっかけで始めた人々は、
まず農業の一番最初の難問にぶつかる。
「じゃぁ実際、どうやって始めたらいいのか?」。


農業は、始めるまでがものすごく大変。 
そしてその構造はとても難しい。
それをクリアして成功した人はたくさんいる。
反面、失敗した人や諦めた人だってたくさんいるはずだ。
その人たちの情報や記事に私はあまり出会ったことがない。
農業のイイトコロ。
「人間が生きるために大事な仕事をしている」
「自然と調和した仕事ができる」
「食べる幸せを与えられる」などなど多数
農業のワルイトコロ。
その「イイトコロ」を実際手にするための手立てや情報が
かなり複雑で難解なところ。
(でもそれでフルイにかけられてるっていうのもありそう)
 
 
  


ん、何が言いたかったんだっけ…
 


私が思う農業のかっこいいところ。
それは、
「自然」と「人」という一番厄介な相手に
人生かけて一生向き合う覚悟をしてること。

いつだって戦わざるをえないところ。
それがかっこいい

 
あと、パターン化された作業行程の熟練の動作が美しいところ。
it's simple!no無駄!
あと、伝承された道具たちの、
その仕組みと効率にしっかりと歴史と技を感じられること。
物凄くグッときます。歴史と技の結晶だと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 

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