2008年8月27日水曜日

DESIGN BUSSAN NIPPON展へ行ってきました。

 
 


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ものづくり大国、日本。積み重なる歴史の中で、私たちは自分たちが作り出した「もの」で自分たちらしさを感じてきました。グローバルに物事が激動する中でも、わたしたちはものを作り出しています。そして、多くの作り手がそんな時代の中で強く感じていること。それは「日本らしいものづくりをしているか」ということではないかと、思うのです。
この展覧会は、わたしたち日本をつくる47の個性から、5つのデザインピースを抜き出して大きな場に広げてみるという試みです。昔からある伝統工芸をひとつ。そうした流れにデザインを取り入れて新しくしたものがひとつ、と。デザインというフィルターを通して、47都道府県が自分たちらしさを持っているか、また、ひとつひとつの場所でにほんらしさを表現しているかを、物産展のスタイルを引用したこの展覧会を通じて感じて頂けたらと思います。
デザインが個性を表現する素敵な方法だとしたら、いま、わたしたちの国、日本はどんな状況なのでしょう。そして、わたしたちが明日に生み出すものたちが、日本らしさを意識したすばらしいものであって欲しいと願うのです。


「DESIGN BUSSAN NIPPON」展コミッショナー ナガオカケンメイ

(http://web.d-department.jp/project/event/design_bussan/index.html
より勝手に引用させていただきました。)

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ナガオカケンメイさんが手がけた「DESIGN BUSSAN NIPPON」展
を観に、銀座松屋へ行ってきました!



ぜ ひ 観 に 行 っ て く だ さ い !!!


この展示会は、すごいことだと思います。
いまの日本に、必要!
そして、想像以上に改めていまの日本を知る
とてもいい機会になりました!
びっくりしました!


私がとやかく言えるものでは決してありませんが…
展示のコンセプトがとにかく素晴らしいです。
日本の工芸品たちが想像以上に力強く美しいです。
様々なところに「思いやり」と「心遣い」が
散りばめられています。
貸し出されるi-touchの音声ガイダンスで
各都道府県へミニトリップできます。
欲しいと思ったほとんどのものを購入できます。
日替わりミニカフェがあります。
日替わり実演&トークイベントがあります。
無理に盛り上げようとしない心地よい緊張感を楽しめます。

この展示会ができるまでの道のりは、
たぶん、ものすごかったんじゃないかと思います。
本当にたくさんの人々が手を組んでいるようでした。
だからできた展示会だったんだと思います。
なぜそんなにたくさんの人が協力したか?
それは、
この展示会がいまの日本に必要だからだと、
たくさんの人が思ったからなんじゃないでしょうか。
そして、ケンメイさんの、熱意。勢い。行動力…に
引っぱられたんじゃないでしょうか。


とにかく、観に行ってください。
ものづくりや地域のことに携わっている方はもちろん、
全くそうでない人も。
日本の底力。
日本の今の発信方法。
それがきちんと日本中に認識されてないことの憤り。
ぜひ感じてきてください。
 
 

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観ている最中ずっと、出てくる言葉は「甘い…」
コンセプトも何も「みずほ学校」とは違うものなのに、
やっぱり比べてしまいます。
それにしても、私はまだまだまだ甘い。。

でも久々に、長時間(4時間!)かけて
とてもイイモノを観ることができたので、大満足です。
ありがとうナガオカケンメイさん。
(でも、観覧中、すぐお隣にいたのに声も掛けられませんでした。。。)

もしDESIGN BUSSAN NIPPON展の第二回があったら、
東京都のブースに自分の活動のモノが展示されるようになるのが、
展示してもおかしくないだろうと思えるものをつくれるようになるのが、
とりあえずの今後の目標…かも。

 
 



銀座のデザイン会社時代によくつくっていたポスターが貼られる
ファッションビルの本屋さんで、
これまたスバラシー雑誌「Re:S」を購入しました。
テーマは、「一緒にやる」。タイムリー。
都内はパワーが漲ってていいね。
そんなパワーをもらって、帰宅しました。
 
 

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